法得寺

タイトル


参拝の時になぜ鈴を鳴らすのでしょう?

参拝で鳴らす鈴の音には、様々な力があると言われています。
・参拝者の穢れや災厄を祓う
・参拝者のもとに、祀られている仏様や神様を呼び寄せる、招き寄せる
・神様の御心と参拝者の心を鈴の清らかな音色でお慰めし、清める
などが代表的な物ですが、お寺や神社によっては、他にもさまざまな意味があるようです。
一般的にはお賽銭を入れた後、お参りをする前に2~3回鳴らします。

鈴の名前
ちなみに鈴の正式名称は「本坪鈴(ほんつぼすず)」です。
お寺では鈴の代わりに「鰐口(わにぐち)」という仏具の一種がつるされている事も多いです。(鰐口は鈴とは形が異なり、平たい銅鑼のような形をしています)

鈴緒について
鈴からぶら下げられている綱や紐の正式名称を「鈴緒(すずお)」(または「鈴の緒」)と言います。
本麻や布で作られていますが、近年では麻風のビニールの場合もあります。
鈴緒は鈴を鳴らすための紐というだけでなく「神仏がいらっしゃる神界と参拝者たちがいる現世とを繋ぐ」という意味があります。

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